ウィッグを外すタイミングって、正解がないからこそ悩みますよね。
地毛がどれくらい伸びたらいいの?
周りにどう見える?
自分の気持ちはどうなんだろう…。
そんなふうに、日々の中で少しずつ「脱ウィッグ」を考え始めた方たちの、リアルなきっかけを集めました。
「実はわたしも、こんな感じだったな」
そんな共感や、次の一歩へのヒントになればうれしいです。
①地毛が思ったより早く伸びてきた
「抗がん剤が終わってから、まだ半年くらいなのに、思ったより髪が伸びてきて…。最初は全然期待してなかったんですけど、ある日ふと鏡を見たときに『あれ?私、もしかしていけるかも?』って思ったんです。それから、ウィッグを外すことが少しずつ現実味を帯びてきました。」
②暑さやムレがつらくなってきた
「夏が近づいてきたころ、ウィッグの中がすごく蒸れてしまって…。汗でベタベタになるし、かゆくなるし、毎日ちょっとしたストレスだったんです。そんなときに『もう、無理してかぶらなくてもいいかな…』って考えるようになりました。」
③家では外すようになっていた
「最初はどこでもずっとウィッグをつけてました。でも、家ではだんだん外すようになってきて。家族も何も言わないし、むしろ『そのままでもいいよ』って言ってくれて…。それを聞いて、外でも少しずつ外せるようになりたいなって思い始めました。」
④ 美容師さんに『もう地毛でいけるよ』と言われた
「担当の美容師さんが、あるとき『もう地毛でも全然大丈夫ですよ』って言ってくれたんです。その言葉が、すごくうれしくて。自分ではまだ不安だったけど、プロにそう言われたら信じてみようかなって思えました。」
⑤ 鏡を見て“自分らしさ”を感じた瞬間があった
「ある朝、鏡を見たときに、“あ、なんかこれも私だな”って思えたんです。短い髪の自分に少し慣れてきたというか、むしろ愛着すら湧いてきて。それが、ウィッグを外すきっかけになりました。」
⑥ ウィッグのメンテナンスが面倒に感じてきた
「最初のころは毎日きちんとブラッシングしたり、スタンドにかけてケアしてたんです。でも、だんだん手間が大きく感じるようになってきて…。髪も伸びてきたし、『これだけ大変な思いしてまでかぶらなくてもいいかも』って思うようになりました。」
⑦ 周囲の人から「外してもいいんじゃない?」と言われた
「ある日、親しい友人が『もう地毛でも大丈夫じゃない?似合うと思うよ』って言ってくれて…。自分ではまだ勇気が出なかったけど、その言葉がすごく嬉しくて。それから、少しずつ“脱ウィッグ”を考えるようになりました。」
⑧ 鏡に映った自分を見て、「あれ、ウィッグずれてる?」と気づいた瞬間
「ある日、駅のトイレで手を洗ったあと、ふと鏡を見たらウィッグの位置が少し浮いていて…。『今まで気づかずに過ごしてたのかな』って思ったら、なんだか急に恥ずかしくなってしまって。でもその瞬間、“もしこれが地毛だったら、こんなふうに気をつかわずにすむのかな”って考え始めたんです。それが、脱ウィッグを意識し始めたきっかけになりました。」
⑨ 同じ経験をした人の“脱ウィッグ体験談”に共感した
「ブログやSNSで、同じように治療を経験した方の“脱ウィッグ”のお話を読んだとき、すごく共感して涙が出ました。『私もいつか、こんなふうに笑って話せるようになりたい』って思って。それが、心の中で小さな一歩になりました。」
⑩ 心が少し前向きになってきたとき
「正直、最初は鏡を見るのもつらい時期がありました。でも、少しずつ体調も戻ってきて、気持ちが明るくなってきた頃に『ウィッグを卒業するって、再スタートみたいでいいかもしれない』って思えるようになったんです。気持ちの変化って大きいですね。」
「脱ウィッグ」は、見た目の変化だけじゃなく、心の準備も必要な大きなステップです。
誰かに言われたからでも、まわりがそうしているからでもなく、
「自分がそろそろかな」と思えたそのときが、あなたのタイミング。
焦らなくて大丈夫です。
迷いながらでも、一歩ずつ、自分のペースで進んでいけたらいいですね。

<最後に>
このブログはこれまで毎日更新を続けてきましたが、これからは
**“必要なときに、必要な情報を丁寧に”**お届けしていきたいと思います。
新しい気づきや、役立つ情報があれば、これまで通り発信していきますので、これからもふとしたときに覗いていただけたら嬉しいです。
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