30.ウィッグで巻き髪を楽しむための完全ガイド前編

ウィッグのケアと上手に付き合うために

〜カールのつけ方から、長持ちのコツまで〜

ウィッグで巻き髪を楽しめたら、ヘアアレンジの幅も一気に広がりますよね。でも、素材によって扱い方が異なるため、「巻き方がわからない」「カールがすぐ取れてしまう…」というお悩みもよく聞きます。

そこで今回は、ウィッグにカールをつけたいときのポイントから、巻き髪を長持ちさせるコツまで、まとめてご紹介します!

◼️ウィッグの種類別・カールのつけ方

1.耐熱毛の場合:アイロン・コテが使えます

耐熱ファイバーのウィッグなら、アイロンやコテを使えます。ただし、温度管理が肝心!

• 温度目安:100℃前後(高温すぎると、髪が固まる・痛む原因になります)

• 巻き方のコツ:巻きつけた後、カールを壊さないように、ゆっくり外し、そのまま完全に熱が冷めるまで待つことで、カールがしっかり定着します。

2.非耐熱毛の場合:カーラーを使う

非耐熱のウィッグは、熱を当てると縮れたり傷んだりしてしまうため、市販のカーラーを巻いて一晩おくのがベスト!(ホットカーラーではない)

• アイロン・コテの代わりにカーラーで、やわらかい自然なカールがつくれます。

3.サロンでプロにおまかせ

「うまくできるかな…」「お気に入りのウィッグを傷めたくない」という方は、ウィッグサロンでスタイリングしてもらうのもおすすめ。

プロなら、素材や髪質を見極めてベストなお手入れ・スタイリングをしてくれますよ。

◼️ 巻き髪を長持ちさせるポイント

せっかく巻いたカール、できれば長く楽しみたいものですよね。次のポイントを意識してみましょう。

1.巻き終わり後、しっかり「冷ます」

巻き髪が固まるのは、髪が熱から冷めるタイミングです。巻き終えた後は、手でほぐしたりせず、自然に冷めるまでそのまま待つのがポイント。

2.スタイリング剤を使う

ウィッグ専用のスタイリングスプレーを使うことで、カールが崩れにくく、ツヤも出やすくなります。ただし、つけすぎるとベタつき・絡まりの原因となるので、少量ずつ使うのがベスト。

3.ブラッシング・コーミングは優しく

巻き髪をキープしたいときは、できるだけ目の粗いコームや手ぐしでやさしく整えましょう。強い力でブラッシングしてしまうと、カールが取れるだけでなく、素材も痛める原因になります。

4.高温・湿気を避ける

巻き髪が崩れる原因の一つが、湿気や高温です。できるだけ涼しく、通気性の良い場所で管理し、直射日光やサウナなどの環境は避けましょう。

5.定期的なお手入れ

巻き髪だけでなく、ウィッグそのもののメンテナンスも大事です。ホコリや皮脂がついていると、髪が固まりやすくカールも崩れやすくなります。種類(人工毛・人毛・耐熱/非耐熱)に応じたケアを定期的に行うことが、巻き髪を長持ちさせるカギとなります。

巻き髪のウィッグは、素材や種類、巻き方、アフターケア次第で、自然で美しいスタイルが長続きします。

「うまくできるかな…」「巻き髪が長持ちしない…」という方は、ぜひこれらのポイントを参考にしてみてくださいね。

もし心配であれば、プロのサロンで相談してみるのもおすすめです。

あなたのウィッグが、もっと素敵で扱いやすいものになりますように!

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