今回は、よくお問い合わせいただく「ヘアドネーション」について、少しご説明しますね。
ヘアドネーションとは、髪の毛をカットして、それを医療用ウィッグなどの素材として寄付する活動のことです。
がんや脱毛症、事故などで髪を失ってしまった方のためのウィッグ作りに役立てられています。
髪を通してできる、優しくて温かなサポートの輪です。
◼️どんな髪ができる?
• 長さ:31cm以上が目安(団体による)
• 髪質:カラー、パーマ、白髪もOKのところが多数
• ケア:できれば清潔で、乾いている髪が理想
◼️ヘアドネーションの意味・価値
• 子どもや女性の生活・笑顔をサポートできる
• 自身の髪の一部で、他の方の人生を応援できる
• 社会貢献の一環として、多くの方が参加している
◼️代表的なヘアドネーション団体例(日本)
• JHD&C(ジャーダック):日本初のヘアドネーション団体
• つな髪:寄付金も受け付けあり
• その他:サロンが独自で受け付けていることも
◼️ヘアドネーションの手順
1. 寄付できる長さ・状態を確認
2. 賛同サロンでカット/または自宅でカット後、規定通りに送付
3. 到着後、ウィッグの素材となり、必要な方へ届けられる
◼️ヘアドネーション後の髪型アドバイス
🌟1. ショートボブ
• 丸みがあって女性らしく、扱いやすい定番スタイル。
• アイロンなしでもまとまりやすい。
• 顔まわりがすっきりして、印象も明るくなります!
🌟2. ショートヘア・ベリーショート
• 思いきりイメチェンしたい方におすすめ!
• 洗髪・乾燥もラクで、毎日のケアが劇的にラクになります。
• 大ぶりのピアスやヘアアクセも映えやすい。
🌟3. 肩ラインのボブ/ミディアム
• 「あまり短くしたくない」という方へおすすめ。
• アレンジもしやすく、髪の成長過程も楽しめます。
• 両サイドを耳にかけたり、後ろでまとめたりできる長さ。
🌟4. パーマでニュアンスを追加
• 「印象を変えたい」「女性らしさを出したい」という方に!
• ゆるめのパーマで、髪が伸びても自然なおしゃれ感。
🌟5. アクセサリーや小物を活用!
• スカーフ、ヘアバンド、ターバンなど、ショートでも楽しめるアイテムが豊富。
• 気分や服装で印象がガラッと変えられる。
ヘアドネーションは、単なる「髪を切る」という行為ではなく、髪を通して“笑顔”や“自信”を届ける、やさしく温かな活動です。
一人ひとりの髪の毛が、がんや脱毛症、事故などで髪を失った方の新たな一歩を支えます。
もし「やってみようかな…」という気持ちが芽生えたなら、ぜひその一歩を踏み出してみてください。
その一束の髪が、誰かの人生を明るく照らしてくれる大きな力となりますよ。
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