20.ウィッグをうまく被れないときは?

「鏡の前で何度も調整するけど、なんだかしっくりこない」「自然に見えなくて外に出るのが不安…」――そんな声をよくいただきます。ウィッグをきれいに被るにはちょっとしたコツがあるので、ぜひ試してみてくださいね。

1. 自分のサイズにしっかり合わせる

ウィッグは少しのズレや浮きで不自然に見えてしまいます。アジャスターでサイズを頭にフィットさせてから被りましょう。きつすぎず、ゆるすぎない状態が理想です。

2. 前後左右をしっかり確認する

ウィッグには前後がありますが、意外と間違えやすいのが前後や左右の位置です。被ったあとに手で軽く触ってみたり、鏡でしっかり確認したりして、きちんと前後が合っているかを確かめましょう。耳に当たる部分がきちんと耳上にくるかもチェックポイントです。

嘘みたいな話ですが、前後を間違えて付けてしまい「うまくいかない…」と言う方も意外といらっしゃいます。そのくらい前後の向きは自然さに大きく影響するので、ぜひ慎重に見直してくださいね。

3. ウィッグキャップを活用する

地毛がある方もない方も、ウィッグキャップを使うと土台が安定し、ウィッグがずれにくくなります。

うまく被れないと言う方は、キャップを使ってない場合がよくあります。

また、頭皮への刺激も和らぐので着け心地がよくなり、一日中快適に過ごせます。

さらに、ズレが気になる方はウィッグキャップをかぶった後にアメピンで数か所留めておくと、よりしっかり固定できて安心です。

4. 前髪や生え際を意識する

ウィッグの前髪や生え際の位置が不自然だと違和感が出やすいです。前髪部分は地毛の生え際よりもほんの少し後ろにセットすることで、自然な仕上がりになります。

ついつい前寄りにつけてしまうのですが、気持ち後ろ寄りにつけてみることで、すんなり馴染むことが多いです。

5. 少しのアレンジで自然さアップ

そのままだとなじまないときには、手ぐしで毛先をほぐしたり、お気に入りのヘアアクセサリーを合わせたりするのもおすすめです。「自分らしさ」をプラスすることで、より自然に見えます。

6. 無理せずプロに相談するのも◎

「どうしてもうまくいかない…」と悩むときは、ウィッグ専門店や美容師さんに相談してみましょう。ちょっとした調整やアドバイスで驚くほど自然に見えるようになります。

初めてのウィッグは、うまく被れないこともあるものです。でも、そんなときこそ、まずは鏡の前で、遊びのような気持ちで付けてみてください。子供のころ、鏡を見ながら髪を触って楽しんでいた、あんなやわらかな気持ちで大丈夫ですよ。

最初は誰でも戸惑うものです。でも、少しずつコツをつかめば、きっと上手に、自然に被れるようになりますよ。焦らず、あなたのペースで、ゆっくりと試してみてくださいね。

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