ウィッグをつけたまま歯医者に行っても大丈夫?
ウィッグを装着して歯医者に行くことは、多くの場合問題ありません。
歯科治療では頭部や髪に直接触れることが少ないため、基本的には外さずに受診できます。
ただし、長時間口を開けていると位置がずれやすくなることがあるため、少し意識しておくと安心です。
診療中にウィッグが外れないための工夫
治療中はリクライニングチェアに深くもたれるため、後頭部が押されることがあります。
その影響でウィッグがずれたり浮いたりする場合も。
対策としては、
- アジャスターでしっかりサイズ調整
- 内側にピンやコームを使う
- 医療用の両面テープを軽く貼る といった方法がおすすめです。
歯科治療で注意したいウィッグの種類
- フルウィッグ:安定感はありますが、暑さやムレに注意。
- 部分ウィッグ:金具やクリップが治療中に当たらないよう調整を。
- 医療用ウィッグ:軽くてずれにくい設計が多く、通院に最適です。
事前に歯科医やスタッフへ伝えるべきこと
必ずしも伝える必要はありませんが、「治療中に頭や髪に触れるときは優しくお願いします」とひとこと添えておくと安心です。
特に部分ウィッグの場合は金具部分への衝撃を避けるため、あらかじめ知っておいてもらうとトラブル防止になります。
快適に受診するための持ち物チェック
- ウィッグ専用ブラシ
- 予備の医療用テープやピン
- 小さな鏡 治療後に化粧室でサッと整えられるよう、これらをポーチに入れて持っていくと安心です。
治療後のお手入れとウィッグのメンテナンス
歯科治療中は意外と汗をかきやすいもの。
帰宅後はウィッグを外してブラッシングし、必要に応じて部分的にシャンプーしましょう。
清潔に保つことで、次回も気持ちよく着用できます。
安心して歯医者に通うために
ウィッグをつけたままの歯科通院は、事前準備とちょっとした工夫で快適に過ごせます。
「外れたらどうしよう」という不安を減らすためにも、自分に合った固定方法や持ち物を整えておくことが大切です。
安心感があれば、治療にも集中できます。
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