18.ウィッグをつけて歯医者に行く前に知っておきたいこと

ウィッグと心のこと

ウィッグをつけたまま歯医者に行っても大丈夫?

ウィッグを装着して歯医者に行くことは、多くの場合問題ありません。

歯科治療では頭部や髪に直接触れることが少ないため、基本的には外さずに受診できます。

ただし、長時間口を開けていると位置がずれやすくなることがあるため、少し意識しておくと安心です。

診療中にウィッグが外れないための工夫

治療中はリクライニングチェアに深くもたれるため、後頭部が押されることがあります。

その影響でウィッグがずれたり浮いたりする場合も。

対策としては、

  • アジャスターでしっかりサイズ調整
  • 内側にピンやコームを使う
  • 医療用の両面テープを軽く貼る といった方法がおすすめです。

歯科治療で注意したいウィッグの種類

  • フルウィッグ:安定感はありますが、暑さやムレに注意。
  • 部分ウィッグ:金具やクリップが治療中に当たらないよう調整を。
  • 医療用ウィッグ:軽くてずれにくい設計が多く、通院に最適です。

事前に歯科医やスタッフへ伝えるべきこと

必ずしも伝える必要はありませんが、「治療中に頭や髪に触れるときは優しくお願いします」とひとこと添えておくと安心です。

特に部分ウィッグの場合は金具部分への衝撃を避けるため、あらかじめ知っておいてもらうとトラブル防止になります。

快適に受診するための持ち物チェック

  • ウィッグ専用ブラシ
  • 予備の医療用テープやピン
  • 小さな鏡 治療後に化粧室でサッと整えられるよう、これらをポーチに入れて持っていくと安心です。

治療後のお手入れとウィッグのメンテナンス

歯科治療中は意外と汗をかきやすいもの。

帰宅後はウィッグを外してブラッシングし、必要に応じて部分的にシャンプーしましょう。

清潔に保つことで、次回も気持ちよく着用できます。

安心して歯医者に通うために

ウィッグをつけたままの歯科通院は、事前準備とちょっとした工夫で快適に過ごせます。

「外れたらどうしよう」という不安を減らすためにも、自分に合った固定方法や持ち物を整えておくことが大切です。

安心感があれば、治療にも集中できます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました