はじめに、
このブログを読んでくださっている方の中には、病気の治療により「髪が抜けます」と医師から説明を受けた方、または手術などの影響で髪を失ってしまった方もいらっしゃるかと思います。
今、とてもつらい気持ちの中で、ここにたどり着いてくださったことと思います。
髪は“女の命”とも言われるように、見た目の印象だけでなく、自分らしさや自信とも深くつながっています。
これまで坊主にした経験などない方がほとんどではないでしょうか。突然その状況に直面し、戸惑いや不安でいっぱいになるのは当然のことです。
そんな中、「ウィッグ」という言葉を初めて調べて、この記事に出会ってくださったのだとしたら――
まずは本当に、お疲れさまでした。
今日は、脱毛が始まる時期やその流れについて、基本的なことからお話ししたいと思います。
抗がん剤治療による脱毛について
抗がん剤には、がん細胞の増殖をおさえるという大切な働きがありますが、残念ながら副作用として、髪の毛や体毛なども抜けてしまうことがあります。
脱毛のタイミングには個人差がありますが、一般的には治療開始から2〜3週間ほどで抜け始める方が多いです。
抜け方は「徐々に」ではなく、シャンプーのときや、枕につく毛が急に増えるような形で一気に抜けてしまうこともあります。
中には、数日でほとんど抜けてしまうという方も。
この突然の変化に心が追いつかない…という声も、これまで多く耳にしてきました。
だからこそ、準備が心の支えになることも
脱毛が始まる前に、少しずつウィッグについて知っておくことは、気持ちの準備にもつながります。
「いつか必要になるかも」
そう思った時点で、焦らず、少しずつ情報を集めてみてください。
このブログでは、初めての方にもわかりやすく、ウィッグの選び方や使い方、心構えなどもお伝えしていきます。
一人で悩まずに、どうか安心してくださいね。
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