6. 実際に試着する時の流れ


ウィッグ選びで失敗しないためには、実際に店舗で試着してみることがとても大切です。

ネットの情報だけではわからない「フィット感」「色味」「質感」などを自分の目と肌で確かめることができます。

● まずは予約を

多くのウィッグ専門店では、事前予約をおすすめしています。特に医療用ウィッグの試着は、プライバシーが守られるよう個室で対応してくれるお店も多いため、予約しておけば安心して試着できます。

● お店選びも重要

ウィッグは、購入後もカット調整やメンテナンスが必要になることがあります。

お店によって、購入後のクリーニングやトリートメント、セットまで無料でやってくれるところもあります。

また、脱毛前→脱毛後→毛髪の再生後と、サイズも変化していきます。

サイズ調整のためのアジャスターなどあれば

とても便利です。

自分でできるものと、お店でやってもらうものもあります。

そのため、自宅・職場・通院先から通いやすい場所にあるお店を選んでおくと、後々のケアもスムーズです。

● 一人で不安なら、家族や友人と一緒に

ウィッグ選びは、最初は戸惑いや不安もつきものです。不安な方は、信頼できる家族や友人と一緒に来店するのもおすすめです。自分では気づきにくい視点から、客観的な意見をもらえるのも大きなメリットです。

● 試着のメリットとポイント

店舗で試着する最大のメリットは、実物を見て、実際に装着できることです。スタッフに希望をしっかり伝えることが、満足度の高いウィッグ選びにつながります。

• 希望のスタイル

• 髪の色味

• 予算や用途

これらを事前に整理しておくと、相談がスムーズになります。

また、「押しに弱いから、勧められたら断れないから不安……」という方は、「今日は下見だけです」と最初に伝えておくと安心です。

無理に即決せず、気になった商品はスマホで試着した写真を撮っておくと、後でゆっくり比較検討できます

✴︎店舗によっては撮影NGのところもあるので、スタッフに確認をしてくださいね。

●見た目だけでなく、日常の動きでズレないか

まずは、着け心地がとても大事。

医療ウィッグは、長時間つけることが多いので、違和感があるものは、スタイルが気に入ったとしても、慎重になった方がいいかもしれません。

顔を上下左右に動かして、ウィッグがズレたり浮いたりしないかを確認してみたり、軽くお辞儀をしてみることもいいと思います。

普段、自転車など乗るならば、サイズに問題ないか、しっかり聞いてみてくださいね。

鏡で後頭部や横からのシルエットも確認すると安心です。

●メガネや帽子と併用できるか

帽子やターバンと併用する方は、それも持参して一緒に試してみるのもお勧めです。

普段メガネをかけている方は、メガネをかけたまま試着するのがポイント。実際の生活に近い状態でウィッグの印象を確認できるので、違和感がないかチェックできます。


試着は「買うため」だけでなく、「自分に合うものを知るため」の大切なステップです。焦らず、自分のペースでじっくり選んでいきましょう。

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